在宅教育についての話題を解説します。

高校の在宅教育

 「在宅教育(Home-schooling)」とは、その名の通り、子どもが学校に通わずに、自宅で教育を受けることです。

 

 在宅教育そのものは、かなり昔から存在していましたが、近年の教育形態の多様化と、インターネットやテレビ・ラジオ放送などのメディアの発達により、在宅教育の質が年々高まってきています。

 

 在宅教育の質の向上は、高校に関しても例外ではありません。高校の場合は義務教育ではないので、本来ならムリして学校に通う必要もないのですが、高校進学率がほぼ100パーセントである日本においては、保護者としても本人としても、できるだけ高校は卒業したいもの。こうした風潮においては、諸事情あって学校に通えない「高校生」にとって、在宅教育の質の向上は、実に歓迎すべきことでしょう。

在宅教育(高校)の現状

 高校卒業の資格を得る場合、通常は高校に3年間(定時制高校なら多くの場合4年間)通って卒業するというプロセスをたどります。しかし、高校に通うことは、誰にでもできることではなく、身体的・精神的・経済的な理由により、通学が困難な高校進学希望者も少なくありません。そこで必要になってくるのが「在宅教育」です。

 

 在宅教育によって高校の卒業資格を取りたいなら、「通信制高校」が一般的でしょう。こうした在宅教育で有名なものとしては「NHK学園高校」が挙げられますが、一般の高校で通信制を併設しているところも多数ありますので、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

 

 在宅教育は、自分のペースで進めやすい反面、自分ひとりでも勉強を進められるような意志の強さや自己管理能力も要求されます。高校教育を受けるにあたり、在宅教育を選択する際は、この点を考慮に入れて考えたいものです。